ALOHA.
「遂に朝晩の気温が20度を割ってしまった・・・今年は残暑が無かった感じ。」
明日からまた天気が崩れる様だ。
シルバーウィークは晴れると良いな!
「シルバーウィーク」って言葉は映画会社大映の専務が作った言葉らしい。
話はおっさんマルダシの話に変わるが。
毎週土曜日の7時からはBS放送の「男はつらいよ」を見ながら夕食を摂る(とる)。
この時間が結構幸せな時間。(典型的な日本人のおっさんなんだよな。)
この番組を観ながらのオカズは刺身が合うんだよね、
鰹かイナダ(ブリは出世魚:イナダはブリが35~60cm頃)が最高なのだ。
鰹は醤油と山葵そしてニンニクのスライス。
イナダは醤油と山葵。
その「男はつらいよ」のストーリーの起承転結は殆ど同じだけど・・・。
渥美清の演技や語り口調が大好きだ。
「渥美清=寅さん」って感じなんだよね。
その渥美清が亡くなる寸前の「男はつらいよ 寅次郎紅の花 (第48作)」は、
「殆ど、渥美清の表情が無いんだよね、そしてセリフも少なくて。」
「結構、ギリギリの体調で演技したんだろうな!」って感じた。
48作撮影終了後、数カ月後に亡くなった。(68歳没)
※実は42作の頃から癌で体調を崩していたらしい。
そう言えば寅さん単独では無く、さくらの息子である満男が必ず絡んでいた。
寅さん単独では辛かったのかな?
渥美清の遺言状には。
「俺のやせ細った死に顔を他人に見せたくない。
骨にしてから世間に知らせて欲しい。」と・・・書かれていたらしい。
(渥美清は結婚していたらしい。公私を明確に分けていたんだって。)
39作(寅次郎物語)・・・柴又の駅前で寅さんとさくらの息子の満男の会話で。
満男が寅さんに、
「おじさん人間は何の為に生きているのかな?」って聞くと。
寅さんが、
「生まれて来て良かったな!って思う事が何べんかあるじゃないか。
その為に生きてるんじゃあないのか。その内、おまえにもそうゆう時が来るよ。」
「この遣り取りが忘れられないな!何となく・・・そうかな?って感じになる。」
凡人にはこんな質問は答えられないだろう?
あの寅さんだからこそ答えられたんだろう。
「『そこが渡世人の辛いところよ』・・・おっさんピッタリのフレーズだニャー!」
MAHALO.