ALOHA.
「ネットで気になる本があったので市民図書館で予約した。先日やっと手元に。」
2016年7月26日、神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、
障害者19人が殺害され27人が負傷するという事件が発生した。
事件を纏めたサイトがあったので読んでいた。
「そう言えばこの事件に関する本が出版されていたはずだけど・・・。」
買うのも何なんで市立図書館のHPで検索してみたら1冊だけ所蔵していた。
ネット予約をして3週間くらい経って「取りにおいで。」と返事が来た。
◆開けられたパンドラの箱 やまゆり園障害者殺傷事件
◆出版社:創出版
◆著者:月刊創編集部
この事件は誰もが腫れ物に触るような余り話題にしたくないと言う雰囲気があった。
植松被告と2年間の膨大な接見と手紙のやり取りの結果この本が出来上がった様だ。
確か?出版時にマスコミや読者から「時期尚早だ」「不謹慎だ」等と声が上がり
不買運動も起こったんじゃあ無かったっけ?
「凶悪な犯罪者の言葉を活字にする事自体が問題!」
でも実際は、植松被告の主張部分は極々一部で大半は被告の言動を識者が冷静且つ
客観的に分析する内容となっている。
全てを読んでいないので詳しい事はまだ分からないけど、
30頁に及ぶ植松被告が描いた漫画?イラスト?が・・・非常に気持ち悪い。
「差別はいけない」と我々は誰もが口にするけど、その言葉に恐らく嘘は無いはず。
「しかしその言葉とは裏腹に差別はいけないと分かっていながら差別してしまう。」
MAHALO.