火事見舞い・・・

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Aloha!!!

 

「11月に台風が来るなんて・・・今のところ上陸はしないようだが・・・。」

 

しかし、今年は日本列島上陸や脇をかすめる台風が多い!

やっぱり水温が高いのか?・・・温暖化が進んでるのかな?

 

話は変わるが・・・

今日、彼女のお母さんが来て野菜やキッチン用品を持って来てくれた。

(大変助かるし、大変有り難いね!大変幸せだね!)

「昨日、新聞に載っていたけど、近くで火事があったんだって?」

「そうなんだよね。おでんセンターで火事があった!」

二人で、火事があった場所に行ってみた。

 

「あらあら・・・結構・・・凄い事になってるじゃない!」

「そろそろ今年も終わろうって時に・・・周辺のお店は大迷惑だね!」

等々と話していると・・・、

貰い火で半焼した、おでん屋「あけぼの」のお母さんが現場検証に立ち会っていた。

(数十年も、お店に通っているでの店主を「お父さん」「お母さん」と呼んでる。)

「あけぼの」お母さんがおっさん達を見つけると近くに寄って着て、

「今、現場検証をやっているのよ。」

「あっ、貴子のお母さんです。」と「あけぼのお母さん」に紹介した。

何だかんだ火事の事を話していた。

突然・・・「あけぼの」お母さんが、彼女のお母さんに・・・、

「お母さん、溝内さんは・・・いい加減そうに見えるけど、良い人なのですよ。

見捨てないで下さいね。貴子ちゃんにも宜しく言ってください。」だってさ。

(キツイな!確かに昔はドロドロでグチャグチャだったけど、今も変わらないか?)

彼女のお母さんは苦笑いをしていたよ。

 

帰りがけ彼女のお母さんが「『火事見舞い』を持って行きなさい。」とアドバイス。

(「火事見舞い」・・・おっさん知らなかったね?!)

 

昔々は・・・、

10円しか持って無くても、おでんを食べさせてくれたしビールも飲ませてくれた。

(昔々は・・・10円しか持ってなくても堂々とお店にインして飲んで食って!)

(若い頃はポケットにお金入って無かったからな!今もか?)

 

数年前まで・・・、

彼女と波乗りの帰りに必ず寄り・・・自転車とボードをお店の前のほっぽらかして、

砂だらけのまま店内でおでんとビール・・・。

勿論、波乗りの帰りなのでお金は持って無い。

(時々びしょびしょに濡れた千円札を持って。それも失礼なのでお金は持たない。)

「お母さん!お金持って無いけど良い?後で家に帰って着替えてから持ってくる。」

「良いわよ。明日でも来週でも・・・。」

 

「そんなお店だったけど、ここ数年はお店を閉めていた!」

「お店の『お父さん』も『お母さん』も年を取ってしまって、また病気やらで。」

お店を閉めていた・・・そして貰い火か・・・「益々こりゃあ!お店やらないな!」

 

「今度の土日には・・・『火事見舞い』を持って会いに行くか!」

 

おっさんの大好きなお店。

辻堂のおでん屋さん「あけぼの」と・・・新橋地下街の立飲屋「たこ助」。

 

「良いお店が遠のいて来たな!お互い歳を取ったからね!」

 

Mahalo.