水を買い求めて・・・

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Aloha!!!

 

「日本は台風11号が九州に接近!おまけに13号も発生!ハワイにもハリケーンが。」

 

今日の湘南は、朝少し雨が降っていたが直ぐに止み太陽が顔を出し始めています。

台風が近づいているのに、むしろ昨日より風も無く穏やかな天気だ。

しかし明日辺りから状況は一変するだろう?

折角の週末は嵐のような天気になりそうだ。

 

ところで・・・ハワイにも二つのハリケーン(ハリケン?)が接近のようだ。

(「Iselle 」と「Julio」・・・「Iselle」は7日に熱帯低気圧に・・・)

「Julio の進路予想図を見るとハワイ島のど真ん中を通過しそうだ!」

KITV等を見ると水やトイレットペーパーを求める人々の画像が掲載されている。

(まるで日本のオイルショックの時のようだ。)

この様な状況をホノルルで体験した事がある。

 

確か・・・2006年10月15日ホノルルに滞在していた時。

朝7時頃、ビールを飲みながら海を見ていたら大きな揺れを感じた。

「あっ!地震だ!」と言った瞬間・・・一斉に停電になった。

日本人は地震には慣れてはいる、しかし地震=停電の発想はあまりない。

そりゃあ、阪神淡路や東日本大震災位の規模だったら別だけど。

湘南のド田舎に住んでいるが滅多に停電にならない。

「水が出ないよ。」

「じゃあ買いに行こう!」

何階だったか忘れてが、確か25階辺りに宿泊していた。

運良くエレベーターは動いていた(きっと自家発電に切り替えたのかも?)。

もしエレベーターが停まっていたらきっと地獄だっただろう。

外へ出た瞬間・・・

驚くくらいの多くの人が街を右往左往していた。(こんなに多くの人が居たのか?)

目的は皆同じ「水を買うため」。

数時間掛けてやっと4リッターのペットボトルの水を2本買う事が出来た。

 

夜まで停電が続いたが、楽しいことがあった。

夕飯はいろいろなホテルへ行って無料で食べ捲った!

殆どのホテルは真っ暗で細々としか灯りが点いていない。

誰が宿泊者か?宿泊者で無いか?なんて全く分から無い状態。

ホテル側は「どうにでもなれ!」って感じでルームナンバーのチェックも無し。

おっさん達は2~3件のホテルを梯子して夕食を楽しんだ。

 

ホテルやコンドの宿泊者はラナイに出て通電するのを待っている。

7時頃から少しづつ通電し始めて・・・

通電したホテルに向けて、まだ通電して無いホテルの宿泊者が、

Congratulations!!!”・・・”Wow Congrats!!!“・・・”Cheers!!!”

最後のホテルが通電するまでそれが続いた。

何と・・・最後は・・・おっさん達が泊まっていたコンドだった。

周りのホテルから”Congratulations!!!”のコール。

通電したのは8時だった、12時間以上停電していた訳だ。

 

「ハワイの歴史的な日に遭遇した!不謹慎だが・・・結構楽しかった!」

 

Mahalo.