広告も建築も仕事の流れは・・・

8521-2

ALOHA.

 

「昨夜から土砂降りの雨が降っていたが、今日の夕方になってやっと止んだ。」

 

ここ数日「春が来たんだな。」って実感出来る事がある。

それは部屋の中が暖かくなって来た事だ。

暖房器具を使わなくても15度以上もある・・・部屋の中ではTシャツ姿。

「早朝と夜はまだまだ寒いけどね。」

 

 

 

 

3月3日に書いた・・・。

「新国立競技場建設計画で『聖火台』設置が計画されていなかった。」の件。

 

「デザイン・設計時の依頼書に『聖火台設置』が書かれていなかったから、

聖火台の事は全く考慮していなかった。」だってさ。

 

おっさんは「これを聞いて驚いたと同時に、雑な仕事してるな。」

今回の新国立競技場って、2020年の東京五輪の為に建設するんでしょう?

大人が「だって、オリエンペーパーに聖火台って書いてなかったから。」だって。

 

先ずは、国際的な行事の五輪に使う訳でしょう?

クライアントが言わなくても「五輪に使う聖火台は必要ですよね。」って言わない?

 

 

2015年12月22日に2社コンペにて新国立競技場はA案で決定した。

【A案 設計・施工業者】

デザイン・設計:隈研吾

施工会社・ゼネコン:大成建設等グループ

総工費:1,490億円

こいつら馬鹿ばっかり集まってるんだろうな?

 

おっさんは建築関連の事は全く分からないが・・・もし、これが広告関連であれば。

2社コンペ(2社競合)だったら以下の様な流れるになる。

 

2社コンペ(競合)だったら、大体同じ様なランクの業者を2社選ぶ。

例えば、D通とH堂との2社競合の場合で、セールスプロモーション作業とすると。

※冒険しないD通とデザインだけのH堂の競合プレゼン。

 

 

・クライアントから営業担当者に連絡

「〇〇〇案件で2社コンペを実施致します、ご参加して貰えますか?」と連絡が来る。

競合相手の確認、オリエン日程の確認、コンペ時のプレゼン経費が貰えるかの確認。

※ボツになった場合プレゼン時に掛かった経費が貰える事が稀にある。

 

・オリエン実施

概要・実施日時・予算・プレゼン日時の確認。

詳細の質疑応答(本来は、ここで「聖火台は有り無しの確認」を聞くんだけどね。)

 

・プレゼン実施

企画書・デザイン案(紙や映像)・運営計画書・スケジュール書・予算書等々。

 

・決定

決定報告及び手直し・値切り・クライアント担当者への接待等々。

 

この流れや提出書類等は、100万円の仕事でも10憶円の仕事でも全く同じ。

利益が出そうも無い案件でもコンペには参加する。(今後のお付合いがあるので)

その時は、ボツル(採用されない)為のプレゼン資料を一生懸命に作成する。

 

どこの業種職種でも、社員には年間目標金額が設定されると思う。

例えば、年間5億円が目標金額だとしたら、

100万円の仕事を500件熟(こな)さないと5億円にならない。(500案件は無理!)

じゃあ、1憶円の仕事を5件熟(こな)す方が楽だ。

もっと楽なのは、5億円の仕事を1件だけ熟(こな)した方が断然楽だ。

「何故なら、作業内容は100万円も5億円も全く同じだから、但し作業量は違う。」

 

話は逸れたが・・・。

建築も広告も流れや確認作業は同じだと思う。

扱い金額が大きければ大きく程、慎重に確認作業を行うと思うけど。

 

4年間で1,490億円の売上だよ、より細かく確認作業をすると思うけどね。

「こんな大きな仕事やってみたいよ、利益5%でも良いよ!いや、3%で良いよ!」

 

MAHALO.