〇〇風のデザイン・・・

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ALOHA.

 

「湘南は一日中雨。またまた台風が二つも日本に接近している・・・嫌だな!」

 

昨日、彼女は中国出張へ行った。

 

今朝は早くから目が覚めた(3日間寝捲ったので・・・昨夜は余り眠れなかった。)

5時にゴミを出し、コーヒーを淹れて・・・2時間も経つと眠くなって来た。

 

【追記】

午後、大雨と突風でバナナの木が折れそうになった。

初めて葉っぱが折れて飛んで行くのを見た。

急いで家の中に入れようとしたが重くて背が高すぎて・・・無理だった!

(台風の時はどうしようか?!)

 

 

 

話は変わるが・・・。

佐野研二郎のコピーキャットが結構な騒ぎになって来た。

「これはパクったけど、あれはパクって無い。」

「部下がパクったけど、私はパクって無い。」等々と貧しい言い訳している。

こんな言い訳が罷り通る訳が無い。

 

確か?7月30日「パクリでしょう・・・」にも書いたと思うが・・・。

 

おっさんの学生時代から、デザイナーのパクリは当然の様に行われていた。

「ダサイ物を作るんだったら良い物をパクれ。」

「日本国内向けのデザインだったら、海外のデザインをパクれ。」

「海外向けのデザインだったら、日本国内のデザインをパクれ。」

こんな事はデザイナーの間では公然と行われていた。

 

その様な現状を学生時代から目の当たりにしていたので・・・。

「デザイナーに憧れる人間が信じられなかった。」

「言葉は悪いが・・・日本のデザイナーは資料が無ければデザイン出来ない。」

「白いスペースを、沢山の資料を用意しなければ埋める事も出来ない。」

 

学生時代にそれを知ってしまったので・・・。

 

「おっさんはプロデューサーを目指した。こいつ等を使い倒してやろうと。」

「コピーライターやカメラマンも・・・これらデザイナーと対して変わら無い。」

発言が過激だけど・・・これは日本のグラフィック業界では常識だ。

 

余は、「〇〇風」を制作するのが得意な日本人クリエイター。

「ノーマンロックウェル風イラストレーター。」

「ポール・ランド風タイポグラフィーデザイナー。」

「グレッグ ゴーマン風カメラマン。」等々。

 

まあ、発注するクライアントにも問題があるんだけど・・・。

「何か!スゲーカッコ良いポスターにしてよ。そうそうナイキみたいな感じ。」

「見た人がビビる広告にしてね、例えばさ・・・アップルみたいな広告。」

こんな感じで・・・カッコ良い海外風の広告を欲しがっている。

デザイナー達も・・・。

「じゃあ、アップルぽい臭いを残しながら、レイアウトはナイキ風にしよう。」

 

「いろいろカッコ良い部分をパクって・・・ホワイトスペースを埋めて行く。」

クライアントが上がってきたデザインを・・・、

「カッコイイじゃん!当社のスニーカー広告はナイキに近づいた!売れるぞ!」

 

「こんな感じで、一部の日本の広告デザインは進められている。これ現実。」

 

MAHALO.