ゆとり教育の犠牲者と・・・

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Aloha!!!

 

「昨夜の台風19号の強風に恐怖を感じた!もう・・・もう台風はお腹一杯!」

 

夜10時頃から激しい風が吹いてきたが、Yahooの天気予報では風速5m/s。

「えーっ!こんな強風で5m/sなの?太い松の木がグラーングラーン揺れてるのに?」

「今の強風が本当に5m/sだったら、明け方3時の予報14m/sは家が吹っ飛ぶぞ!」

(どこで計測して、何を基準に予報を出しているんだろうか?)

 

話が変わるが、昨日「ゆとり教育の犠牲者」から電話があった。

それは我家で利用している通信会社の営業マンから、(恐らく営業マンだと思う。)

「ADSLサービスは来年の9月末で終了、その後はWi-Fiルーターに移行します。」

って内容の電話だったが・・・。

 

いろいろ根掘り葉掘り聞くが彼からの返事は「後日調べてご連絡します。」の連呼。

基本的に・・・、

・サービス内容とそのメリットとデメリット

・料金(現在と移行後の料金体系)

・移行スケジュールや移行のための作業及び設定方法

等・・・この程度の質問はユーザーからされるに決まってると思う。

 

「えーっと・・・その点に関しては調べて後日ご連絡致します。」

「あっつ!その件に関しては上司に聞いて後日ご連絡致します。」

おーい!この会社には想定問答集みたいのは作成しないのか?

(「あんた何の為に、何の結論が欲しくて電話して来たの?」って感じだ。)

取り敢えず、「上司が電話しろ!」って煩いから仕方なしに電話したって感じだよ。

 

もっと驚く事は、ユーザーが競合他社へ移行する事に何とも思っていない様だ。

「他社さんに変わって貰っても良いかと思います。」と平然と言ってのける。

「当社はNTTからケーブルを借りてるだけで、今後NTTが当社に貸さない・・・。」

「あらら?!むしろ・・・他社に乗り換えたらどうだ?」って言っている感じ。

 

ユーザーが減れば仕事も減るから・・・楽になるジャン!位しか思っていない様だ。

「ユーザーが減る→売り上げが下がる→人が余る→リストラ。」とは考えない様だ。

 

「困ったもんだ。こんなヤツに営業させてたら会社は潰れちゃうな?!」

そして、

「もし、自分がユーザーの立場だったら、こんな対応をどう思うのだろうか?」

 

ふと・・・思い出した。

おっさんが勤めていた広告代理店に「鬼十則」ってのがあった。

おっさんがいた当時は社員全員が強制的に覚えさせられた。(今は知ら無いが。)

その中に、

『 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは。』

『 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはその ようなものだ。』

ってのがあったけど・・・「古いのかな?・・・時代錯誤してるのかな?」

 

参考までに「鬼十則」を記しておきます。

1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。

2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。

3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。

4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。

5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは。

6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。

7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。

8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。

9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。

10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

※現代にも通用すると思うけどな?

 

ついでに・・・「責任三カ条」も。

1. 命令・復命・連絡・報告は、その結果を確認しその効果を把握するまではこれをなした者の責任である。その限度内に於ける責任は断じて回避出来ない。

2. 一を聞いて十を知り、これを行う叡智(えいち)と才能がないならば、一を聞いて一を完全に行う注意力と責任感を持たねばならぬ。一を聞いて十を誤る如き者は百害あって一利ない。正に組織活動の癌である。削除せらるべきである。

3. 我々にとっては、形式的な責任論はもはや一片の価値もない。我々の仕事は突けば血を噴くのだ。我々はその日その日に生命をかけている。

 

「全ては覚えてないが、今でも八割位は空で言える。洗脳されたおっさんでした。」

 

Mahalo.