病院に来る人達・・・

ALOHA.

 

「体温計によって体温が違う!そんな事ってあるんだろうか?でも、あった。」

 

昨日も書いた昔からの体温計と今日購入した体温計で計測すると、違う結果が出る。

「どれが正確なのか?どれが間違いなのか?全く分からない。」

でも、どちらも35度を基準にしているので・・・「まあ、熱は下がったな。」

 

 

 

 

「随分と間が開いてしまったが・・・彼女の父親の手術の日を振返ってみる。」

 

時は8月8日(火曜日)。

手術は10時開始。(1時間半前の8時半には手術室に入る)

よって、家族達は病院に8時集合。

おっさんは自宅から1人で病院へ向かった。(彼女は前日に実家で宿泊)

絶対に遅れては不味いので、おっさんの頭の中では病院着は7時と決めていた。

※広告代理店時代に教わった掟が・・・。

客先は15分前着・重要な案件時は30分前着・多くのスタッフを纏める時は1時間前着。

 

予定通りに7時に病院へ着いた。

先ずやらなくてはいけない事は喫煙所の確認。

(12時間も病院にいるので最低でも12本の煙草を吸う)

病院はまだ開業していないため守衛さんに喫煙所を確認。

「病院内には喫煙所は無いよ。病院の敷地外で喫煙して下さい。」と冷たい返事。

 

皆が来るのを待っていると・・・一人の小さな老婆がやって来た。

 

直ぐに守衛さんが対応した。

「診察ですか?面会ですか?」

「いや・・・仕事を探しに来た。」

「えっ?ここは病院ですよ。」

「〇〇さんが、そこに行けば・・・何らかの仕事はあるって言われた。」

「〇〇さんってどんな方だか分かりませんが、今は求人募集していませんが。」

「介護で何でも良いだけどね。」

「えーっつ!介護?今お幾つですか?」

「昭和9年生まれ。」(お年寄りはストレートに年齢言わないね?)

「昭和9年と言うと・・・えーっと・・・83歳ですか?」

と言いつつ守衛さんは老婆と外へ出て行った。

 

「病院到着してから10分程度・・・スタートから刺激的な出来事。」

12時間も此処にいたら刺激的過ぎておっさんは精神科に入院しちゃうかも?

 

結構、刺激的な出来事だよね・・・これが日本の現状。

83歳の老婆が働かないと生きて行けない日本。

「実は・・・あの老婆は認知症じゃあ無かったのかな?」

 

 

83歳の老婆の後にやって来たのは関西風の派手目のオバチャン。

 

声は青江三奈風のハスキーボイス・・・きっと酒焼けだろう?

※恐らく藤沢駅近くの2坪程度のスナックのママだな?

酒とカラオケで青江三奈風のハスキーボイスに仕上がった感じだ。

「診察ですか?」

「そうなの。これが紹介状。」

「はい、〇〇科ですね。」

「後ね・・・私は、あそこもおかしいし此処もおかしいのよ。」

「その、あそこと此処の紹介状はありますか?」

「無いわよ!1枚あれば十分でしょう?」

「いえ・・・紹介状が無ければ、あそこで5,400円と此処で5,400円掛かります。」

「えーっつ!そうなの!じゃあ・・・あそこと此処は要らないわよ!」

 

これにはおっさんも驚いた!

「1つの病気?疾病?で1枚の紹介状なんだ!」

確かに、おっさんも紹介状を書いて貰った時に「病名」が書いてあったな。

余は、紹介状に書いてある病名に関しては初診料だけなんだな?

 

※紹介状を書いて貰う時にお金取られるよね?確か750円位かな?(3割負担で)

紹介状無ければ5,400円取られるが、あれば750円で済む訳。

小さな医院や診療所に行って紹介状書いて貰って大きな病院へ行った方が得策だ。

今、小さな医院や診療所は大きな病院への紹介状を乱発している。

しょうがないよ、自分達の能力や設備では治す事が出来ないんだから。

 

病院へ着いて・・・まだ30分しか経ってい無いのに刺激的だ・・・この人間模様。

「しびれるねーっ!普通に生きているだけじゃあ味わえない刺激。」

早朝の病院は、新橋地下街の立飲屋で飲んでるより面白いかも?

 

 

「手術が終わるまでの8時間にあった出来事。」・・・長くなるので次回に。

下の画像の外人さんが非常に印象的だった。

 

「奥さんが手術室から出て来るのを待つ旦那さん。」

 

「病院にビールでも売ってたら、ビールを飲みながら一日中居られそうだよ。」

腐った映画や演劇を観るより病院で起きてる事は深いよ!

 

MAHALO.