トンカツの麻婆とじを作った・・・

ALOHA.

 

「晴れているのに肌寒く感じるのは老いて来た証拠か?そうなら非常に残念だ。」

 

そう言えば、数年前に彼女のお父さんと一緒にマウイ島へ行った。

気温30度近いのにお父さんは「寒いな!」って言いながら綿入れを着ていた。

おっさんは「えーっ!こんなに暑いのに。」とぶったまげて失神しそうになった。

 

「でも、最近は『ハワイでも綿入れが必要かも?』って思う様な歳になった。」

 

 

 

 

彼女が出張のために自分で夕食を作らなくてはならない。

 

昨日と一昨日は冷蔵庫に入っていた鶏肉ももを焼いて食べた。

素焼きにした鶏肉に醤油と山葵とニンニクで食べた。

 

今日の夕食はどうしようかな?

「鶏肉も飽きたので、麻婆豆腐にするかな?」

近所の西友で「麻婆豆腐の素」と、ついでに「出来合いのトンカツ」を購入。

 

「今夜は麻婆豆腐とトンカツとビールで豪華な夕食だ!」

ビールを飲みながら・・・ふっと・・・名案が浮かんだ。

「麻婆豆腐の豆腐の替わりにトンカツを入れてみよう!」

 

「世の中には『トンカツの卵とじ(カツ丼の上の部分)』があるんだから、

『トンカツの麻婆とじ』があっても良い筈だ!きっと美味しいぞ!」

 

麻婆豆腐のパッケージの作り方を参考にしながら豆腐の替わりにトンカツを。

「5分で完成した!簡単!簡単!」

「完成!さーあ、記念撮影だ!」

 

「あれ?変だな・・・考えていたのと少しイメージが違う!」

 

「水分が無くなってしまった、水分は全てトンカツの衣が吸ってしまった様だ。」

「まあ、水分が無くなっても美味しければ良いか?」

 

ワクワクしながらトンカツを一切れ食べたら・・・「ゲッ!塩っ辛い!」

「大失敗した!普通に豆腐を入れておけば良かった。スゲー不味い!」

でも、勿体無いので完食はしたが血圧が上りそうだ。

「気持ち悪くなって来た!」

 

「この後は冷奴で口直した『トンカツの麻婆とじ』はけっして真似をし無い様に。」

不味いし身体に良くない・・・そして具材を無駄にし無い様に。

 

MAHALO.