情報漏洩で・・・

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ALOHA.

 

「今朝の気温8度。午後から南寄りの風が吹くので少しは気温が上がるかな?」

 

ついに1桁の気温になって、バナナの成長が止まって来た様な気がする。

ストレチアは相変わらず元気に花を咲かせている。

 

 

 

 

「えっつ?マジかよ?と驚きと呆れ返った事があった?」

 

大手電機メーカーの技術者として勤務して人が早期退職候補に上がり昨年退職した。

今年になって車に装備されているコンピューターを調整するフランチャイズに加盟。

※それを調整するとどの様に変化するのか?文系のおっさんにはチンプンカンプン。

3店舗程度の小さなフランチャイズ(加盟金100万円+ロイヤリティは毎月5万円)

 

スタートして3カ月位経っただろうか?

「契約違反があったので脱退させられた。」との連絡があった。

※契約違反の内容は同業者にノウハウを伝授した。(大馬鹿でしょう?)

「今後はどうするの?」

「個人でやって行こうと思うけど・・・。」

 

・加盟金100万円没収。

・罰則金(ノウハウ等を同業者へ漏洩)100万円。

・今後同じ業務をする場合はノウハウ使用料月5万円。

・ノウハウの漏洩及び販売等の禁止。

・社名使用禁止。

・違反した場合は罰祖金。

 

「3カ月で200万円を無くし、個人で行う場合は月5万円支払いしなくてならない。」

月5万円の支払いはロイヤリティと思えば良いが、200万円は溝に捨てた様なもんだ。

※溝内の溝は「ドブ」とも読む、おっさんは「ドブウチ」じゃあ無く「ミゾウチ」。

 

「可哀想だけど・・・しょうがないね、自分で蒔い た種は自分で刈り取らないと。」

 

「理科系の人って世間を全く知らないのか?その人に問題があるのか?どっち?」

社会性ゼロだから、自分の得た技術やノウハウをひけらかしたいんだな。

理科系の人がその様な人ばかりだったら・・・「幾らでもお金を引っ張れるぞ!」

 

 

 

そう言えば、昔々広告代理店時代にこんな事件があった。

 

新入社員がA社のモーターショウのブースレイアウトを、

誤って競合他社B社にFAXしてしまった事件があった。

 

※海外の広告代理店は「一業種一社」、日本の場合は「一業種多社」が当たり前。

 

各企業のFAXナンバーがボタンに記憶されていて、送先のボタンをポチって押す。

誤って隣のボタンを押すと・・・大惨事が勃発する。

 

誤ってFAXを送ったB社から連絡が入る。

「A社さんのブースレイアウトがFAXされて来ましたが、これどうします?」

 

フロア中が大騒ぎになる。

「誰だ!A社のブースレイアウトをB社に送ったのは!」

誤って送った新入社員は顔面蒼白になり失神寸前状態。

 

「誠に申し訳ございません。破棄して頂けますか?」

「分かりました、コピーを取ってから原本を破棄します。」

「出来ればコピーも破棄して頂けますか?」

「もう、担当全員に配布しちゃったよ。」

「あちゃーー。これから回収にお伺いさせて頂きます。」

 

昔は、営業関連は同業種の企業は別々のフロアになっていたが、

組織が小さいSPやマーケティングの場合は同じフロアに入り混じっていた。

「良く考えると、当時はいい加減だったよな。」

 

「自分達のノウハウを競合相手に話すなんて、これ程馬鹿げた行為は無いよな。」

 

MAHALO.