TMTの全容・・・

Holualoa, Big Island…Kona Hotel.

 

ALOHA.

 

「ハワイ島・マウナケアに建設中のTMT(超大型天体望遠鏡)の概要が分った。」

 

建設反対の人や賛成の人もいるだろうけど?

一体どんなモノを作ろうとしているのか少し興味があるので調べてみた。

 

こんなTMT(Thirty Meter Telescope)のサイトを見つけた。

詳細は下記のサイトで。

Maunakea and TMT   http://www.maunakeaandtmt.org

 

 

「TMTはマウナケアの貴重な自然を守りながらマウナケアで継続的に観測を行う事が

出来る様な天文台となる事を目指しています。」

 

◆TMTの取り組み

・ハワイ島固有の種を保護する。

・エネルギー使用を最小限に抑える。

・水の供給を守る。

・廃棄物を除去する。

・安全運用を確実にする。

・景観に配慮する。

・交通量を削減する。

 

◆科学と文化のバランス

マウナケアは天文観測に最適な地。

私達は、ここでのTMT建設とそれを用いた科学研究をハワイの文化や信仰等の

精神的な営みと共存しながら進めていきたいと考えている。

 

そしてこれがTMTの全容。

「あれ?日本企業の『三菱電機』って書いてあるぞ。」

 

 

そして動画も。

「Merging Science and Culture on Maunakea / マウナケア〜科学と文化の出合う山」

 

 

見切り発車で着工するのが駄目なんだよね!もっともっと対話すれば良かったのに。

「決して無駄なモノを作ろうってんじゃあ無いんだから・・・プレゼン下手だな!」

 

 

MAHALO.

 

 

 

 

 

 

TMT建設反対派抗議行動・・・

Keauhou, Big Island…W Rainbow.

 

ALOHA.

 

「コナに到着してから直ぐにサドルロード(200号線)を使ってヒロへ移動した。」

 

サドルロード=州道200号線=2013年ダニエル・K・イノウエ・ハイウェイに改名。

途中は凄い大雨が降ってワイパーを物凄い勢いで動かした・・・キュキュキュキュ。

「ワイパーってこんなに凄い動きをするんだ?それでも前が大雨で見えない!」

 

マウナケアに近付くと雨があっと言うまに止んだ。

「さあ!そろそろマウナケア・アクセスロードだ・・・・どうなってるかな?」

 

「TMT建設反対派抗議行動の人達はどの様な状態なんだろうか?」

 

マウナケア・アクセスロードの交差点に反対派の人々のテント村が見えて来た。

完全にマウナケア・アクセスロードは閉鎖されています!

 

この様な状態。

 

 

車を停めてもっと写真を撮りたかったがTMTには日本も絡んでいるのでヤバイかも?

「反対派の中にTMTは日本単独のプロジェクトと思っている人が少なからずいる。」

 

 

【追記】

この後ヒロのホテルに着いてTMT反対派の有名なミュージシャンに合った。

それは明日書きます。

 

 

MAHALO.

 

 

 

 

 

 

Kū Haʻaheo・・・

Lahaina, Maui Island.

 

ALOHA.

 

「台風15号上陸の影響により4県60万軒で停電が続いているが完全復旧は11日以降。」

 

茨城・神奈川・静岡の3県の4万軒の停電は10日中に復旧する見込みとの事。

しかし千葉県の55万軒の停電復旧は11日以降になってしまう様だ。

「クソ暑い日が続いている中で55万軒の人々地獄の様な生活をしている事だろう!」

 

昨年の8月に我家のエアコンが突然壊れ新たに購入してから18日後に取付工事だった。

停電って事はエアコンが使えないだけでなく全ての電化製品が使え無い。

「正に地獄!その内に死亡者が出て来るんじゃあ無いのかな?早く復旧を願う!」

 

「電線は地下に埋めないと駄目なんだろうな?お金掛かりそうだな・・・。」

 

 

 

 

話は変わって・・・ハワイ島TMT建設問題。

【 Hawaii News Now 】

“Nearly 40 Hawaiian music artists come together for a ‘powerful’ project”

https://www.hawaiinewsnow.com/2019/09/03/nearly-recording-artists-release-music-video-support-mauna-kea/

 

40名のハワイのミュージシャンがTMTの建設問題で揺れるマウナケア山のサポートを

訴える歌のレコーディングに参加した。

まるで「We Are The World」みたいじゃあなーーい。

曲名はKumu Hinaleimoana Wongさんが作曲した「Kū Haʻaheo」。

 

「Hinaleimoana Wongさんて迫力あるよな!」

 

【Solos】
Hinaleimoana Wong
Lehua Kalima
Manu Boyd
Robert Uluwehi Cazimero
Starr Kalāhiki
Josh Tatofi
Robi Kahakalau
Keao Costa
Hōkū Zuttermeister
Chad Takatsugi
Natalie Ai Kamauu
ʻIolani Kamauu
Snowbird Bento
Del Beazley
Amy Hānaialiʻi
Kealiʻi Reichel

【Chorus】
Keawe Lopes
Moon Kauakahi
Horace Dudoit
Matt Sproat
Mele Apana
Shannon Scott
Tracie Lopes
Kapalaiʻula de Silva
Kalena DeLima
Ānuenue Pūnua
Piʻikea Lopes
Kaʻōnohi Lopes
Glen Smith
David Kamakahi
Keliʻi Kotubetey
Kale Hannahs
Kanaiʻa Nakamura
Halehaku Seabury-Akaka
Kamalei “Bubba” Kawaʻa
Nani Dudoit
Zachary Lum

 

 

毎年1回はハワイ州の何処かの島に行っている、数年前迄は年に2回も行っていた。

「近年ハワイ旅行を『流してる』感が、今年は中身の濃いハワイ島の旅にしたい。」

 

 

MAHALO.

 

 

 

 

 

 

TMT(Thirty Meter Telescope)・・・

lahaina, Maui Island.

 

ALOHA.

 

「マウナケアはハワイアンの聖地だから14基目の30mの望遠鏡は要らないんだよ。」

 

1960年にチリ地震でヒロに大きな津波が来て60人以上の人が亡くなり、

観光や経済が崩壊したハワイ島に事業を誘致しようと頑張った日系人がいた。

(その日系人はハワイ商工会議所のアキヤマ・ミツオさん)

日本やアメリカの大学に手紙を出してウナケア山頂での天体観測を提案。

「但し!13基以上の望遠鏡は作らないでね!約束だよ。」

 

「マウナケアには13基以上は望遠鏡は作らない。」って約束していたのに。

しかし2011年、

「今のじゃあ物足りないね、もっと大きな望遠鏡が欲しい。30m位の大きなの。」

「おう!作ろうよ!米国と日本とカナダと中国そしてインドがお金出すってさ!」

「やったじゃん!作ろう!作ろう!雇用も生まれるよ!ラッキー!」

って感じで建設がスタートしたんじゃあ無いかな?(おっさんの想像だけど)

雇用が生まれるって言っても・・・たった120人だけどね。

 

これをTMT(Thirty Meter Telescope)。

 

「日本が絡んでるのが辛いよ!しかも総工費の25%(500億円)も出すらしいよ。」

日本のレンズメーカーと国立天文台が「凄いの作ろ!」って息巻いてるんだろうな?

 

そりゃあネイティブ・ハワイアンの人達は怒るよね。

「13基以上絶対作ら無いって約束なのに・・・馬鹿デカイ30mの望遠鏡だもの。」

「ネイティブ・ハワイアンの聖地をこれ以上荒らさないで欲しいよね。」

 

日本で言えば富士山の頂上に世界5カ国の組織が30mのビルを建てる様なモノだよ。

「富士山のシルエットが変わちゃうし、3776mの富士山が3806mになちゃうよ!」

 

 

ハワイの人達がこれを日本単独のプロジェクトだと勘違いしている人がいるとの事。

「そしてこれを作る事によりハワイにガバガバお金が落ちると勘違いしている事。」

 

 

MAHALO.

 

 

 

 

 

 

TMT 【追記】・・・

08873-3

ALOHA.

 

「当然の様に今日も雨・・・朝なのに夕方の様に暗い。今日の最高気温20度。」

 

「本当に沖縄は台風の通り道だ!」

3つの台風全てが沖縄周辺を通って、台湾や中国そして本州に進んで行く。

 

 

 

さて・・・先日のTMT の追記。

 

興味深い動画を見つけたので・・・この抗議は、

” A fight for the survival of our planetary household, our mother earth. ”

だと思う。

 

Hundreds of protectors from all islands gathered on the mountain on the 24th of June anticipating the commencement of construction of the TMT telescope which would bulldoze a 8 square acre area on the 13,796ft summit of the highest mountain of the Pacific, which to the Hawaiians is the highest temple and their umbilical (spiritual connection) to Akua (god) and the entire universe.

Blockades were made all along the road leading up to the summit with around 10 to 20 people in each line, conducting themselves in sacred ceremony and holding a strong Kapu Aloha.

As brother Kahookahi Kanuha likes to remind everyone in every briefing, ‘Sacred place, sacred conduct.’ It is this conduct based on love, understanding, respect and compassion that has so far kept these confrontations peaceful.

We were met with over 20 DLNR Police vehicles and the blockade lines held them off for over 6 hours.

Over 10 arrests were made, and it was arranged for all our Aloha Aina warrior brothers and sisters to be bailed out the same day.

The road was later obstructed with boulders stretching up for miles up to the summit to block the TMT vehicles and police, at which point they turned around and left.

This movement goes far beyond just the protection of the mountain. It is a fight for justice.

A fight for sovereignty.

A fight for humanity.

A fight for the survival of our planetary household, our mother earth.

A fight destined to win.

Similar scenarios are expected in the days to come but one thing remains clear and solid: NO TMT.

NOT NOW, NOT EVER; and the protectors of the mountain are willing to go as far as they may need to to stop the desecration of their sacred temple, their ancestor, their sibling, their mountain Mauna A Wakea.

 

” A fight for the survival of our planetary household, our mother earth. ”

 

しかし、警察官達もこの案件は辛い仕事だと思う。同じハワイの人間として。」

「きっと心の中では『俺も反対なんだよ!でも、仕事だから仕方無く!』・・・。」

 

MAHALO.

 

 

 

 

TMT ・・・

4554-3

ALOHA.

 

「今日は雨、明日も雨、明後日も雨・・・雨は神様が流した涙らしい。」

 

涙を流すという事は、神様にも願いが叶わぬ悲しみがあるようだ。

神様自身の願いが叶わないのに・・・。

「神様お願いします。」ってお願いしても叶う訳無いって事だよね。

雨は「雲の涙」や「天使のおしっこ」って説もあるけど・・・。

 

「只今、神様が大号泣中!もしくは・・・天使が大量のおしっこ中!」

「朝からメルヘンな事考えてしまった・・・いよいよボケが始まったかな?」

 

 

神様の涙や天使のおしっこから、話はそれるけど・・・。

 

最近、ハワイ島マウナケアの頂上が騒々しい事になっている。

Facebookでも「TMTがどうーだ、こうーだ、あーだ、やれ反対だ!」等々。

TMTってKTAみたいなスーパーマーケットかと思ってた。

「マウナケア山頂にTMTって名前のスーパーマーケットが出来るのか?」

 

何だろう?どうしちゃったんだろう?と思い Star-Advertiserをチェックしてみた。

 

「ハワイアンの人達が大変怒ってるぞ!」

取り敢えず、下記の動画を参照。

 

 

簡単にまとめると・・・。

「ハワイ島マウナケアの頂上に “Thirty Meter Telescope ( TMT )” って、

史上最大30m級の望遠鏡の建設をハワイアンの人々は反対している。」って感じ。

 

これって実は日本も絡んでいる話。

日本は「すばる」の経験から、鏡に使うガラスや本体構造などの製造を分担する。

「日本は出しゃばっちゃったね!ハワイアンの人々を敵に回しちゃったね!」

 

何故、ハワイアンの人々が反対しているかと言うと、

今回の建設するにあたって大きな約束違反があるからだ。

昔からハワイアンの人々と下記の様な取り決めがあったのだ。

 

・13基以上の天文台は作ら無い。

・新たな天文台を作る場合には既存の天文台を取り壊してから作る。

・もしくは、ハワイアンの人々と新たな了承を取り付ける必要がある。

 

「今、天文台の数は12基って話もあるけど?・・・どうなんだろう?うっふ。」

 

まあ・・・取り敢えずは・・・。

「そりゃあ、約束破れば怒るでしょう!約束やぶっちゃあ駄目でしょう!」

反対者は道路を岩でふさぐなどして工事車両の通行を妨害し、

計12名の逮捕者が出る事態になっているようだ。

 

こんな事って日本にも幾らでもあるよね。

「何で工事をスタートする前に住民にお伺いを立てないんだ!」

「いやーっ!お伺い立てても、どうせ反対されると思ったので・・・。」

「ふざけるな!中止しろ!」

「いやーっ・・・住民の皆様には一年間無料パスを差し上げますので・・・。」

「じゃあ、良いかな?どんどん進めてよ!完成予定はいつ頃?」

こんなのばっかりだよ。

 

おっさん、なんだかんだ言っているけど・・・。

恥ずかしながら、今まで何度も何度も何度もハワイ島に行っているのに、

マウナケアの頂上に行ってないんだよね!・・・面目ない、お恥ずかしい。

 

「昨年、州知事になったばかりの日系人David Igeさんが何とかしないと。」

「ハワイアンの人々が納得する解決方法を望む。David Igeさん宜しく頼むよ!」

 

※Papaya Growth を更新しました・・・大きな変化は無いけれど。

 

MAHALO.