TMT(Thirty Meter Telescope)・・・

lahaina, Maui Island.

 

ALOHA.

 

「マウナケアはハワイアンの聖地だから14基目の30mの望遠鏡は要らないんだよ。」

 

1960年にチリ地震でヒロに大きな津波が来て60人以上の人が亡くなり、

観光や経済が崩壊したハワイ島に事業を誘致しようと頑張った日系人がいた。

(その日系人はハワイ商工会議所のアキヤマ・ミツオさん)

日本やアメリカの大学に手紙を出してウナケア山頂での天体観測を提案。

「但し!13基以上の望遠鏡は作らないでね!約束だよ。」

 

「マウナケアには13基以上は望遠鏡は作らない。」って約束していたのに。

しかし2011年、

「今のじゃあ物足りないね、もっと大きな望遠鏡が欲しい。30m位の大きなの。」

「おう!作ろうよ!米国と日本とカナダと中国そしてインドがお金出すってさ!」

「やったじゃん!作ろう!作ろう!雇用も生まれるよ!ラッキー!」

って感じで建設がスタートしたんじゃあ無いかな?(おっさんの想像だけど)

雇用が生まれるって言っても・・・たった120人だけどね。

 

これをTMT(Thirty Meter Telescope)。

 

「日本が絡んでるのが辛いよ!しかも総工費の25%(500億円)も出すらしいよ。」

日本のレンズメーカーと国立天文台が「凄いの作ろ!」って息巻いてるんだろうな?

 

そりゃあネイティブ・ハワイアンの人達は怒るよね。

「13基以上絶対作ら無いって約束なのに・・・馬鹿デカイ30mの望遠鏡だもの。」

「ネイティブ・ハワイアンの聖地をこれ以上荒らさないで欲しいよね。」

 

日本で言えば富士山の頂上に世界5カ国の組織が30mのビルを建てる様なモノだよ。

「富士山のシルエットが変わちゃうし、3776mの富士山が3806mになちゃうよ!」

 

 

ハワイの人達がこれを日本単独のプロジェクトだと勘違いしている人がいるとの事。

「そしてこれを作る事によりハワイにガバガバお金が落ちると勘違いしている事。」

 

 

MAHALO.