また大きな家が無くなる・・・

Waimea, Kauai Island.

 

ALOHA.

 

「桜の木がある大きな家に住む老夫婦が小さなマンションに引っ越すらしい。」

 

今朝、ゴミ収集場所に行った時に向かいの大きな家の親父さんに声を掛けられた。

「おはようございます。ビーチで使える折り畳みの椅子要らない?」

「あっ!欲しいです。我家の椅子は錆びちゃって捨てたので。」

「こっちに来て。」と広い庭に通された。

 

「奥さんの分とで2脚で良いかな?」

「はい、ありがとうございます。お庭の整理ですか?」

「いや・・・今月一杯で駅の近くの小さなマンションに引っ越す事にして・・・。」

「えっ!引っ越される・・・どうして・・・ですか?」

「もう、歳でこんな広い家を管理する事が出来なくなってしまって。」

 

ご夫婦は70歳後半位かな?いや、80歳になってるのかな?

確かにこんな広い家や庭を老夫婦2人で管理して行くには限界があるだろうな?

「でも、何か勿体ないな。」

不動産会社に売却し不動産会社は細切れにして建売住宅として売るんだろう。

(おっさんの想定だけど6軒位の建売住宅になるんだろうな?)

 

「老夫婦のお子さんは娘さん2人なので家を継がないんだね、勿体無いなーあ。」

 

来年にはこの大きな桜を見る事は出来ないんだろうな?

毎年、桜の開花シーズンになると庭にお邪魔して見せて頂いていたのに・・・。

 

「凄く残念だね!大きな家がドンドン無くなって小さなウサギ小屋ばかりに。」

 

 

最近、誰も住んで無いボロボロになったままの家が多くなっているか知ってる?

「危険だからって家を解体して更地にしたら固定資産税が6倍になるんだってさ。」

 

 

MAHALO.