ALOHA.
「朝、凄く晴れて暖かかったのに・・・今は、真っ暗になり地獄の様な感じ。」
風も強くなり、今にも雨が降り出しそう。
「たまには、スカーッとした天気にならないかな?」
「あっ!大粒の雨が降って来た!」
「今、知合いのフリーカメラマンがオアフ島へ行っている・・・羨ましいス!」
仕事の依頼があって行っている訳じゃあ無いらしい。
日本に戻って来て、ハワイで撮影した画像を雑誌社等に持ち込んで買って貰う。
売れれば「顎・足・枕(アゴ・アシ・マクラ)」は全て経費で落とせる。
・顎(アゴ)・・・食費。
・足(アシ)・・・交通費。
・枕(マクラ)・・・宿泊費。
「但し、売れなければ全て持ち出しとなる。」
「日本の雑誌社の画像使用料や買取料は安いから大変だ!」
挿絵程度の大きさで1,000円程度・・・。
表紙やタイトルバック等で大量に買って貰わないと、顎足枕は回収できない。
「営業活動が大変そうだ!何社も何社も回るんだろうな?」
こんな事を言っては何だけど・・・(おっさんの持論)。
今のカメラは性能が良いので、誰でも良い画像を撮る事が出来る。
高価なカメラであればあるほど美しい画像が撮れる!
それと・・・高価なレンズ(明るいレンズ)。
「じゃあ、カメラマンと素人の違いって何?」ってなる。
チャンス(時間)とアングルとカメラ操作・・・だけだと思うんだけど・・・。
仕事柄、今まで色々なカメラマンとお付き合いして来たけど。
本当に「ピンからキリまで」様々なカメラマンが居た。
・雰囲気だけは一流カメラマン
・ピントの合わないカメラマン
・アシスタントを殴り捲るカメラマン
・アシスタントが全て準備をして、シャッターを押すだけのカメラマン
・「写って無かった!」って言って、再び商品を借りに来るカメラマン
(まだ、デジタルじゃない時代でポジフイルムの頃。)
・頻繁に「これで良い?」「これで良いかな?」と聞くカメラマン
等々。
「カメラマンやデザイナーになるには・・・資格がある訳じゃあ無いから簡単。」
名刺の肩書きにカメラマンやデザイナーって入れるだけで良いのだ。
今日から・・・「俺はカメラマン」、「私はデザイナー」になれちゃう。
(仕事があるか?無いか?は別だよ・・・まあ、無いだろうな?)
「これだけカメラやレンズの性能が良くなれば、カメラマンなんて要ら無いかも?」
「 Photoshop や Illustrator が使えればデザイナーも要ら無いかも?」
MAHALO.