ちくしょーめ!明日からビールの値上げ・・・

ALOHA.

 

「明日からビールが値上げされる・・・安売り規制法案強化だ!ふざけるな!」

 

数日前から、6月1日より酒類の値上げがTVニュースで報じられ始めた。

実は、昨年5月に殆ど議論もされずにひっそりと本年6月1日より施行する、

法案が可決されていたのだ。

 

 

【正式名称】

「酒税法及び酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律」

【通称】

「安売り禁止法」

 

勿論、これは法律なので法律違反をすると厳しい罰則がある。

行き過ぎた酒の安売りを続ければ「酒類販売免許取消処分」もある。

また、原価と販売管理費の合計額を下回る安売りを続けた場合も適用される。

 

この法律が与野党合意の内にたった1人の反対票があっただけで、

審議も殆ど無しに2016年5月27日に可決成立しました。

(因みに1人の反対者は山本太郎。)

 

 

日本は若者の飲酒が極端に減っている。

よって、アルコール課税がピーク時の半分に減っている。

(平成6年2.12兆円 → 平成26年1.33兆円)

 

酒安売りを規制して一般酒販店(町の酒屋)の保護と税収アップを狙っている、

思惑が見え見えだ。

 

製造メーカーは酒類卸店からの値下げ要請に応える必要性がなくなる。

量販店も赤字覚悟のセールをやる必要なくなる。

製造メーカーも量販店も値上げは痛くも痒くも無い。

町の小さな酒屋は「量販店の客が店に戻って来る。」って大喜び。

 

「結局は『酒安売り規制法』が施行されれば、懐を痛めるのは庶民ばかり。」

悔しいね!・・・次はタバコの値上げだろうな!ちくしょーめ!

 

MAHALO.