電話の遊び方・・・

4094-2

ALOHA.

 

「明日から三連休。明日は土曜日なのに予報では春の嵐。雨と強風か・・・残念。」

 

春と言えば「春一番」「春うらら」「花曇り」って気象現象の言葉がある。

もっと他にもあるのかも知れないが、おっさんはこれしか知らない。

 

春一番:一番有名で誰でも知っている、春の初めに吹く南よりの強い風。

春うらら:競走馬の名前でも使われている、空に積雲があり温かく過ごし易い。

花曇り:芥川竜之介の小説に頻繁に出て来る、桜の咲く頃に空が薄く曇る。

 

「あっつ、黄砂もあったか!中国の砂漠から偏西風の乗っかって飛んで来る砂。」

 

 

 

「そう言えば、数日前に『仲人云々かんぬん』って所から電話があった。」

掛けて来たのはおばちゃん。(声がおばちゃんって感じだった。)

 

「〇〇仲人ですが、ご結婚されていない方はいませんか?」

「いません。」

「貴方は?ご結婚されてますか?」

(ここで少し遊んじゃおうかな?とワクワク、急遽話し方を老人ぽく。)

「私はねー、もう76歳だから・・・今更・・・結婚なんて・・・。」

「いえいえ、まだまだこれからですよ。お相手ご紹介しましょう。」

「実は・・・私は癌で・・・余命が・・・2カ月・・・なので。」

「そうですか、お子さんやお孫さんで独身者はいませんか?」

(おっ、切り替えが早いな。そりゃあ、余命2カ月じゃあ諦めるな。)

「子供達10人は・・・全員結婚しているし・・・孫達は30人いる・・・。」

「あら!お孫さんが沢山いらっしゃって、まだ結婚されていませんか?」

「はあ・・・まだ結婚していない・・・と思います・・・が・・・。」

「是非、私共がお相手をお探し致します。」

「そうかね・・・そりゃあ・・・助かるね・・・孫達の連絡先を言いますか?」

「是非、是非、お電話番号をお教え下さい。」

「では・・・010の・・・1の・・・808の・・・。」

「010の1の808・・・あのーっ、この番号は何県のお電話番号でしょうか?」

「えーっと・・・アメリカの・・・ハワイの・・・町名は分からない・・・。」

ガッチャ・・・ブー・ブー・ブー・ブー。(いきなり電話を切りやがった!)

 

「結構楽しい!しかし、仲人の会社ってどうやってお金を得てるのだろうか?」

 

MAHALO.

 

 

 

 

楽しい電話があった・・・

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ALOHA.

 

「今日は良い天気だ!風も弱くて良い感じ・・・これぞ夏って感じだ!」

 

「大型台風12号は沖縄に上陸しそうだ。」

 

この台風12号は、非常に珍しい台風らしくて・・・。

 

最初は太平洋で発生した「ハリケーンの卵」だった。

本来なら東に進み北米方向へ進むはずが、気の迷いなのか?西へ進み続けた結果、

日付変更線を越えて「台風」となった様だ。

これを「越境台風」って言うらしい。

その後、熱帯低気圧になったが台風に復活し、今は沖縄に接近している。

越境台風が日本に接近するのは、

気象庁51年の統計開始以来2個目の台風なんだってさ。

(因みに、1個目は1997年9月の台風19号で、大雨をもたらし甚大な被害が出た様だ)

 

 

話は変わるが・・・13時頃に面白い電話(固定電話)があった。

 

「〇〇仲人の△△ですが(よく聞き取れ無かったが仲人だけは分かった)。」って。

仲人の会社?団体?個人?良く分から無いが・・・仲人を商売にしている様だ。

 

「お宅様に独身の方はいらっしゃいますか?」

「独身の人ですか?えーっと・・・。」

(これは面白い展開になりそうなので、ワクワク、少し遊んじゃあおうかな?)

「あっ!一人居ます。95歳の寝たきりのお爺ちゃんが居ますが。」

「えっ?」

「10年前にお婆ちゃんが熱中症で亡くなり、今お爺ちゃんは独身です。」

「申し訳ありません・・・95歳のお年では・・・。」

「介護をしてくれる綺麗な奥さんが欲しいって言ってますが?」

「いやーっ・・・95歳・・・寝たきり・・・介護ですか・・・。」

「若い女性が良いって言ってますが?20歳から40歳位までだったら・・・何でも。」

「少し厳しい・・・ですね。」

「厳しいですか?残念だな・・・じゃあ、4歳の娘が居ますが・・・。」

「すみませんでした。」と言って直ぐに電話を切られた。

 

(我が家には95歳の寝たきりのお爺ちゃんも、4歳の娘も居ませんが。うっふ。)

 

「チィ!つまんないな!95歳の寝たきりって設定が失敗だったな!」

咄嗟に考え付いたのがこんな感じだった・・・事前に案を練るべきだった。

 

「次回もし電話があったら、20歳の多重人格の双子の娘が居る事にしよう。」

 

MAHALO.