“I am Kenji” の意味が分からない・・・

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ALOHA.

 

「イスラム国に人質あっている後藤健二の解放を求める日本の活動デモが変だ!」

 

連日、イスラム国の日本人人質の話になるが・・・。

 

何が変だ!って感じるのは・・・。

「”I am Kenji” って書いてあるプラカードって・・・、

ひょっとすると・・・恐らく・・・”Je suis Charlie” のパクリじゃないのかな?」

 

日本国民が殺傷されたわけだから、何かを訴えて行きたいって心理は理解出来るが、

だから抗議活動をしてる人々に対しても、軽視するつもりは全く無い。

 

しかし・・・。

“I am Kenji”って書かれたプラカード、日本の英語教育って一体どうなってんだろう?

恐らく、このプラカードを見た世界中の人々が「???状態」じゃないのかな?

“I am Kenji” って非常に変だ!

きっと、

パリ新聞社(シャルリー・エブド)襲撃事件  “Je suis Charlie ” = “I am Charlie” の

パクリで・・・「同じ意味だろう!」と勘違いしちゃってるんだと思う。

 

“I am Charlie” ってのは、言論の自由について、表現の自由について、

そして、検閲に対する反旗の意味が込めれれてるんだよね。

(おっさんはそう理解してるのだが。)

今回の日本の状況は、フランスのシャルリー・エブド件とは全く異なる。

 

もし、テーマ名や活動コンセプト名であれば・・・、

「”I am Kenji” では無くて”Save Kenji” (健二を危険な場所から救え!)でしょう!」

 

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「おっさんは”SAVE KENJI” だと思うが!」

 

それと、

後藤健二の場合はね、彼は極めて危険な場所へ自らの意思で赴いて行ったんだ。

そして彼はVTRの中で自らの言葉で言っている・・・。

「仮に自分の身に何かが起きたとしても、それは自分の責任です。」と・・・。

彼は湯川を助けるために行ったんだよね・・・「それは理解出来る。」

しかし、彼は結局は、悲しいかな人質を増やしただけじゃないかな?

 

尚且つ、湯川の場合は、

自発的に危険地帯へ渡航し、危険な人々と接触して、

自己破壊的行為を行った、そして非業の死を遂げたが、それは自殺に等しい。

 

そして、「安倍を倒せ!」のプラカード・・・全く意味が分からない!

イスラム国を産み出したのは日本でも無ければ、安倍でも無い!

安倍は後藤健二に対して「あの危険な地域へ行きなさい。」なんて勧めては無い。

一体何のための抗議活動なのだろうか?

しかも何故に・・・首相官邸の前での抗議活動。

やるんだったら、サウジアラビアやアメリの大使館前で行うのが筋だと思うが?

おっさんは別に安倍総理を支持をしている訳でも無いし、認めている訳でも無いが、

今回は安倍の責任では無いでしょう!

 

「怒りの矛先が違うのでは?怒りを向けなくてはいけないのはイスラム国だ!」

 

抗議活動の気持ちは非常に分かるが・・・。

余は、「後藤健二を救出せよ!」って言いたいんでしょう?!

何か?やり方と、方法と、向かっている先が間違っているような気がするが・・・。

どうだろうか?

 

「イスラム国に向けて抗議しないと!明後日の方向に抗議しても意味ないと思う。」

「でも、イスラム国へ行って抗議しないでね!これ以上馬鹿は出さない様に。」

 

「そして、何もプラカードに英語を使う必要があるだろうか。」

「間違えた英語を使う事によって、世界中から誤解や中傷を招く事がある。」

(海外のマスコミは馬鹿じゃあ無い!日本語で書いても、訳してくれるよ。)

 

MAHALO.