魔の11分間・・・

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ALOHA.

 

「まだまだ寒い日が続いている、ソメイヨシノもどうして良いのか?悩み中。」

 

やっと数輪のソメイヨシノの花が開花したが「さて、どうしよう?」状態。

「このまま一気に開花して良いのか?いやいや暫く待機していようか?」

 

梅の方はと言うと、花が散り葉っぱが出始めて来た。

 

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「さあ、梅の実を沢山付けて頂戴よ!今年も梅干を沢山作るからね。」

 

 

 

 

「パイロットが恐れる『魔の11分間』と呼ばれている時間があるらしい。」

 

英語では Critical Eleven Minutes = クリティカル・イレブン・ミニッツ。

直訳すると「重大な、もしくは危機的な11分間。」って感じか?

 

航空機事故の発生率が高いのは、離陸時と着陸時。

統計では離陸時が21.5%、着陸時が48.3%。

離陸滑走開始後の3分間と着陸前の8分間を合わせた11分間を「魔の11分間」と呼ぶ。

 

離陸時や着陸時は、自動操縦では無くパイロットが操縦している。

この時に、操縦操作の他にもエンジンや計器のチェック、管制との交信等々、

忙殺(ぼうさつ)され一気に緊張度が高まる様だ。

「この時に人的ミスが起きる確率が高く・・・もし、ミスが起きると・・・。」

 

憖(なまじ)っか、人間が操縦すると事故が起きるのであれば、

自動操縦で離着陸出来る様に、優れた理科系の技術者が開発して欲しいモノだ。

 

パイロットの「着陸の体制に入りました・・・。」ってアナウンスが流れ、

客室内の照明を暗くされると、機内の乗客達は水を打ったように静かになり、

「無事に着陸させて下さい!」と誰もが神に願う。

神様なんて居ないと思っているおっさんでも「どんな神様でも良いから!」状態。

 

しかし、こんなに緊迫している時にトイレに行くヤツが1人はいるんだよね。

(ふざけんな!お前がトイレに行ったお蔭で、着陸に失敗したらどうするんだ!)

と心の中で・・・激怒・怒り心頭・逆上・ 憤る・プッツンする・キレる・叱る。

 

着陸時の8分間はパイロットも必死だろうけど、乗客達もパイロット以上に必死。

この8分間の間、脈拍300・血圧300位になってんじゃない?

 

「実は、パイロットから言わせると離陸時の3分間の方が緊張するんだってさ。」

 

知らなかった、着陸の方がスゲー難しそうなのに。

・エンジンの出力を最大にする事による、エンジン火災等のトラブル。

・早く離陸して安全な速度に加速しなければいけない焦り。

・離陸滑走中に何らかのトラブルが起きた場合の対処。

・トラブル時、急ブレーキを掛けて止まるべきか、そのまま離陸するかの決断。

・急変する天候。

 

確かにね、上昇しながら旋回する時に。

窓の外を見ると「翼が真下に向いちゃってるけど、引っ繰り返らない?」と思う。

 

「何処の誰だか?分からないパイロットに命を預けるしかない乗客の弱い立場。」

せめて、離陸時に逆噴射だけはしないで欲しい。

 

MAHALO.