ALOHA.
「今日も蒸し暑いが、少し風が冷たいので我慢できるかな。」
「また2020年東京五輪の準備段階で、また新たな問題が発覚した様だね。」
「五輪エンブレムがギリシャのリエージュ劇場のロゴに酷似している問題。」
もう一つは・・・「スペインのデザイナーが描いたロゴにそっくり。
新国立競技場の建設費問題やボランティア用のダサイユニホーム問題。
そして、エンブレムのデザインと同配色のパクリ問題。
「一つ作業する度に問題が起こるな!もう、東京五輪は中止にしたら?」
トルコのイスタンブールに「やっぱりお宅でやって貰えませんか?」って言ったら。
「2種類のデザインを1つに寄せ集めたデザインって感じだ!」
「オリジナリティ感ゼロだと思うけど。」
おっさんの経験上の考えだけど(あくまでも個人の見解ね)。
「こりゃあ・・・恐らく、絶対に、パクったんじゃな?!」
デザイナーは元H堂だってさ・・・然もありなんって感じだよ。
「たまたま似てしまった。」じゃあ逃げられないだろう。
「灰色や黒の疑惑が出た場合は直ちに謝る事。小保方ちゃんみたいになるよ。」
言って良いのか?悪いのか?・・・まあ、大昔だから時効かな?
大学生の頃に、デザイン会社とパルコのSP局でバイトをやっていた。
デザイン会社(結構グラフィックデザインでは有名な日本デ△インセンター)
※1964年に東京オリンピックのポスターを制作した亀倉雄策が立上げた会社。
そこでの作業はト〇タの海外宣伝のアートディレクターの小間使い。
「写真のアタリを取れ。」
「絵コンテをパネルに貼っとけ。」
「1カ月豊田市に行って撮影に立ち合え。」等々。
そして、作業の中で「資料集め」ってのがあった。
そのデザイン会社には立派な図書室(資料室)ってのがあり、
日本は元より海外の雑誌から写真集まで大量の書籍があった。
アートディレクターが、
「おい!国内向けカレンダー用の画像資料を大量に集めて来い!」
「車があって、綺麗なお姉ちゃんが一緒に写ってるヤツな!」
「分かるように画像の上に付箋しとけよ!」
「当然!海外の雑誌や写真集だぞ!日本のはダメだぞ!」
一週間掛けて画像を探し捲り、
全ての資料をアートディレクターの席まで台車で運ぶ。
「こんなに有るのかよ!全て再度チェックして半分に減らしとけ!」
おっさんは学生アルバイトであり小間使いなのに、好き嫌いで半分に減らす。
(俺みたいのが、好き嫌いで選んで良いのかな?と思いながら・・・)
半分に減らした後、アートディレクターが画像20点まで絞り込み、
「おい!これを絵コンテにしておけ!」
画像20点を持って、社内の絵コンテのライターに依頼する。
(当時はコンピューターが無い時代なのでプレゼンは全て手描きの絵コンテ)
すると、20点の画像を見ながら絵コンテのライターが・・・。
「また、〇〇アートディレクターは海外のパクリか?何時か問題になるぞ!」
「でも、今回は日本国内向けって言ってましたよ。」
「日本国内でも不味いだろ!」
「ですよね。」
「あの人は『ダサイ物を作るんだったら良い物をパクれ。』が信条だからな。」
「名言ですね。」
「名言か?まあ、日本のデザインは殆どが海外のパクリだからな。」
「ですよね。」
「分かった!一週間であげとくよ。出来たら内線するから。」
「宜しくお願いしまーす。」
こんな事が日常茶飯事行われていたけど・・・大事になった事は無かったな。
「大昔の話だけど・・・日本のデザインの世界は未だに続いているんだろうな?」
日本のデザイナーは真っ白な紙の上でデザインしない、資料を元にデザインする。
「中国はパクリばかりだ!」何て言ってるけど・・・、
日本のデザイナーはアレンジの天才だから「デザインアレンジャー」だな。
「ダサイ物を作るんだったら良い物をパクれ。」名言だけどリスクがデカイよな。
「今回の五輪エンブレムをデザインした人も名言の支持者じゃあないのかな?」
※Papaya Growth を更新しました・・・「35cmに・・・」
MAHALO.