ALOHA.
「昨日書いたハワイ州の5郡の1つの『カラワオ郡』が気になって調べてみた。」
ハワイ王国を調べていた時にハンセン病の話は出て来たがカラワオ郡の名は
全く出て来なかった。
よってカラワオ郡なんてある事を全く知らなかった。
何処にカラワオ郡があるのか調べてみたらモロカイ島の中央部の北にある
カラウパパ半島にある事が分かった。
三方を海に囲まれて隔離された場所だ。
その場所の画像を下に貼り付けてみた。(ネットから探し出した)
この小さな平野がカラワオ郡で現在も90人が生活している。
ハワイ王国の1800年代前半の頃にハワイ諸島全域にハンセン病が蔓延した。
危機感を感じたハワイ王国は1865年に「ハンセン病蔓延予防法」を制定。
そして此処カラウパパを隔離の地に定め強制隔離を始めた。
1866年1月に最初の患者12人(男性9人・女性3人)が送られた。
同年10月には142人(男性101人・女性41人)となった。
1969年に隔離法が廃止されるまでの103年間に約8,000人の患者が送られた。
8,000人の大半の患者が亡くなったが現在1,300人の墓地しか残っていない。
親と子・夫と妻を引き裂いたこの病を「分断する病 “Separating Sickness”」と呼だ。
日本人・ポルトガル人・中国人・フィリピン人はサトウキビやパイナップルの
プランテーションの労働者としてやって来てハンセン病を発病。
※1924年の記録には485人中ハワイ人は366人・日本人は32人・フィリピン人25人と
いった記録が残っている様だ。
まだまだ深く掘り下げて行けば沢山の事柄が出て来るような気がする。
「カラワオ郡について新しい事柄が分かったら報告して行きたいと思っています。」
MAHALO.