反省しているのは極僅か・・・

Hilo, Big Island.

 

ALOHA.

 

「美達大和著の『死刑絶対肯定論』ってのを読んだ、勿論おっさんは死刑肯定者。」

 

日本人の約80%が死刑容認・死刑廃止9.7%・分からない9.9%。(2014年調べ)

おっさんは「9.9%の分からない」ってのが分らない。

〇か?✕か?って聞いてるのに「私は△です。」って何だよ。

 

その「死刑絶対肯定論」を読んで・・・。

 

著者の美達大和は何度も服役囚達に接して感じた事は、

「服役囚に『反省』や『更生』を求めるなんて到底無理な話だ。」

死刑こそが「人間的な刑罰である」と結論付けた。

 

長期服役囚が務めてみて直ぐに気が付いたのは時間に対する観念。

「10年なんてションベン刑だ。」

「12、3年はあっという間。」

「15年位で一人前。」

「早いよ!ここの年月はさあ。こんなんなら後10年位の懲役刑なら何時でもOK。」

「考えてたのと全然違ったよ、こんなに早く時が過ぎるとはねえ。」

 

新しい受刑者が肩を落として入ってくると、

同じ受刑者から「10年15年はあっという間だよ。」と笑顔で励まされる様だ。

そうすると新しい受刑者は直ぐに明るく元気になるってさ。

 

長期刑受刑者は口を揃えて、

「えっ!もう服役して20年近くも経ったのか?」

「20年がこんなに短かく感じるとは夢にも思わなかった。」言うらしい。

 

何度も何度も刑務所に入って慣れてしまうと、

「今回はたったの14年か、短かいものだ。」

「何だ、右向いて左向いたら終わりだろう。」と囚人同士で笑い合うんだってさ。

 

人の命を奪い遺族に多大な苦しみを与えたのに、

全く反省し無い受刑者がわずか十数年で何事もなかったように社会へ戻って来る。

 

こんな事が

「裁判長が死刑を科さずに無期懲役刑にする場合に、

『被告人の将来の更生の可能性』『法廷での反省が見られる』等と言うが、

現実は刑務所内で反省や悔悟の念を持って暮らしている者はほんの僅か。」

 

過失のない被害者の命を無残に奪った者に対する懲罰としては、

「その命を以って償って貰うのが刑の均衡からしても妥当だと思う。」

 

 

MAHALO.

 

 

 

 

 

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